2011年01月12日

Info-Greenの目指すもの

世界の経済活動は、21世紀に入っても、従来の先進国に替わって、新興各国の物質的な経済拡大によって牽引されています。従来から言われるように、世界の全ての人々が、かつての先進国並の物質的豊かさを享受することは、地球環境と資源の観点から実現不可能と言われています。

 この警告は、すでに40年近く前、ローマクラブ(欧州のシンクタンク)の「成長の限界」というレポートでなされており、当時、大学で画像処理やパターン認識を研究していた私は、この発表に大きな衝撃を受け、大学院に進んだ後、社会経済モデルによるシミュレーションで、経済成長と環境の最適解を求めるという研究に従事しました。
ようやく、近年、エコや、グリーン化などのキーワードで、経済と環境・資源の問題は、広く一般にも認知されるようになりました。しかし、物質的豊かさの享受は、全ての人類にとっての権利であり、幸福で文化的な生活を実現するための必須の条件の一つです。そして、それを実現するのが、「技術」であり、環境と資源の制約を越えて、さらなる豊かさを追求することが、これからの「技術の使命」であると私は考えています。

この半世紀あまり、もっとも進化した技術は、言うまでも無くITC(情報通信)技術であります。自動車は今も空を飛びませんが、ITC技術の進化は、SFの想像力をも遥かに超えて、生活や文化を大きく変革するレベルに達しています。50年前に10億円かかった機能は、今では1円で誰もが手にできる程です。これほどの強力な技術を最大の問題の解決に使うことこそが、今、我々この技術に関わる者に求められていると考えます。

ITC技術を環境改善や、省資源化、或いは、複雑な問題の解決に使うことは、近年、グリーンITやスマートITと称して広く行なわれるようになりました。その範囲も多岐に渡り、直接的な資源エネルギーの節減から、今や、最大のエネルギー消費分野となったIT自体の省資源化、さらに、複雑高度な社会的問題の解決を通じての環境改善まで、大きな広がりを見せています。

しかし、その一方で、クラウド化に象徴されるようにITC技術の低価格化はさらに進み、多くの高度な技術やサービス、あるいは、行き場を失った開発力が適切なソリューションを見出せず、特に我国に於いては供給過剰な状態にあることも事実です。

弊社は、この需給ギャップの解消を重要な使命と考え、多岐に渡る環境改善や省資源化に寄与できるソリューションを、長年に渡り蓄積してきた独自の自社技術や、最新のIT資源と優れた開発力を社内外を問わず総合することで実現する「グリーン・ソリューション・インテグレーター」を目指します。
皆様の変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

代表取締役社長 竹原 司

posted by yama at 10:01| Comment(0) | コンセプト
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